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ビザ申請の際の証明写真で注意することは?

入管で外国人のビザ申請の手続きをする際には、本人の顔写真を提出する必要があります。「縦4cm×横3cm」の一般的な証明写真を用意すればいいのですが、ときどき「この写真は使えません」と言われて再提出を求められることがあります。ビザ申請の際の証明写真で注意すべき点について説明します。

顔の一部が切れないようにする

まず、写真の中身についてです。顔全体が写っていて、正面を向いている必要があります。頭やあごなどの顔の一部が切れていたり、斜めを向いていたりするのは不適当です。

また、背景に何もなく、くっきり写っている必要があります。背景に何か写り込んでいたり、ぼやけているのはふさわしくありません。

パスポートや在留カードと同じ写真は厳禁

さらに、重要な条件としては、3カ月以内に撮影されたものであることが必要です。しばしば問題になるのは、パスポートや現在の在留カードと同じ写真を提出してしまうことです。

新しく撮るのが面倒なので前に撮った写真を使い回したいという気持ちはわかるのですが、パスポートや現在の在留カードと同じ写真を出すと、不適当であると見なされて再提出を求められることになります。

写真に少し問題があるだけで、申請書類が受理されるのが遅れて、その分だけビザ手続きにも時間がかかってしまいます。余分な時間を使うことがないように、提出する写真には十分注意してください。

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遠田行政書士事務所

行政書士遠田誠貴(とおだ・せいき)

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